2002年5月開花


Coel.ochracea
写真はほぼ実物大の大きさです。
朝、いつものように温室参り?をすると夜間でも窓を開け放たれた温室いっぱいに
なんとも爽やかな甘橘フルーティーな香りがしました。
この小さな花から放たれる香りの強さに驚きます。
インターメディアとは全く違った香りなのです。
リップの奥からにじみ出るような黄色に赤オレンジの模様がハッキリ、クッキリ!
真っ白なペダルに鮮やかな模様を描いています。
バルブも細くスマートで葉もピンと上を向いて初夏の朝を爽やかにしてくれました。





Den.formosum
5年前に古株1本、新芽1個の幼苗を購入しました。
毎年新しいバルブを作りますが、いっこうに咲く気配がありません。
フォーモーサムは30センチほどの大きさにならないと咲かないそうです。
昨年も小さな花芽をいくつか発見しましたが、やはり咲きませんでした。
そしてとうとう今年になって6バルブが一斉に咲き始めました。
秋から冬にかけてが成長期なので、肥料も水も涼しくなってからあげます。
ノビル系とは全く別の管理ですね。冬でも風を好み、シリンジもひんぱんにあげました。
でも、リップがどうしても完全に開きません。
まだまだ湿度不足なのでしょうか?




Lc.Love Knot(?)
札落ちのカトレア。Ronさん命名「愛の絆」です。
名前については、2001年7月の開花をみてくださいね。
1年に2度、とても花付きのよいカトレアです。




Slc.Million Kiss
Ronさんのおうちから蕾付きでいらっしゃいました(^^)
「来年は株分けするから、待っててネ。」昨年の春からのお約束でした。
この一年間、たくさんの方から教えてもらい、分け株を遠慮なく頂き、
私の蘭栽培が大きく変化しているように思います。
新しい蘭に出会うたびに、蘭を愛した先人たちの情熱と後輩に残してくれた優しさを感じずにはいられません。
いつか私にも蘭を愛する人達にそんな優しさをお返しすることができるでしょうか。